平成26年度名古屋大学太陽地球環境研究所研究集会
および、第263回生存圏シンポジウム
「太陽地球環境データ解析に基づく超高層大気の空間・時間変動の解明」
(2015年2月19-20日)

下記日程・会場にて、以下の研究会を開催致します。
開催終了しました。ご参加頂きありがとうございました

日程

2015年2月19, 20日(木, 金) 平成26年度名古屋大学太陽地球環境研究所研究集会
および、第263回生存圏シンポジウム
「太陽地球環境データ解析に基づく超高層大気の空間・時間変動の解明」
(2015年2月19-20日)

会場

京都大学理学研究科セミナーハウス(京都市左京区), アクセス


研究会の趣旨・内容

 概ね高度80km以上の大気層からなる地球の超高層大気は、太陽から絶えず流入してくる太陽放射と太陽風の影響を強く受けるとともに、下層大気で発生した大気重力波の上方伝播による大気擾乱の影響を受けることが知られている。また、この領域は、高度方向の結合だけでなく、両極域から赤道に至る緯度間結合も強いため、ここで観測される変動現象を理解する上で、衛星、及び、グローバルに展開している地上観測点で得られた観測データを包括的に解析する必要がある。
 当研究集会では、メタデータデータベースや解析ツール等を整備・活用することにより超高層大気の包括的研究を推進するという観点から、太陽及び極域から赤道域を含む各領域の地球大気の専門家に最新の研究成果を講演してもらい、何が未解明な最重要課題であり、今後どのような共同研究の方向性があるのか、必要な研究インフラは何か等、幅広く議論することを目的とする。同時に、情報関連の研究者による講演も行い、メタデータデータベースや解析ツール等の分野横断研究を促進するインフラについての議論も行う。

 なお、当研究集会では、平成21-26年度文科予算(H22-26は特別経費)で6年間継続した大学間連携事業「超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(IUGONET)」が今年度で終了することをうけて、開催初日(2/19)の1セッションを、これまでのIUGONETの成果をとりまとめ、最終報告する場として設ける予定です。
 IUGONETデータベース、解析ソフトウェアのユーザーの方はもちろん、太陽地球科学分野の研究に関する情報交換の場としても、ご利用ください。

プログラム

時間 講演タイトル 著者 講演資料
2月19日(木)
13:00-13:05 開会あいさつ 家森俊彦(京大地磁気)
13:05-13:10 趣旨説明 新堀淳樹(京大生存研)
セッション1 IUGONET開発グループのプロジェクトの成果 座長: 新堀淳樹(京大生存研)
13:10-13:20 IUGONETメタデータ作成・整備状況 八木学(東北大PPARC)、田中良昌(極地研)、谷田貝亜紀代(名大STE研)、堀智昭(名大STE研)、梅村宜生(名大STE研)、新堀淳樹(京大生存研)、小山幸伸(京大地磁気)、上野悟(京大天文台)、阿部修司(九大ICSWSE)、IUGONETプロジェクトチーム
13:20-13:40 IUGONETシステムグループ 阿部修司(九大ICSWSE)、 梅村宜生(名大STE研)、 小山幸伸(京大地磁気)、 八木学(東北大PPARC)、 新堀淳樹(京大生存研)、 田中良昌(極地研)、 上野悟(京大天文台)、 IUGONETプロジェクトチーム
13:40-14:00 IUGONET解析ソフトウェアグループ 田中良昌(極地研)、新堀淳樹 (京大生存研)、八木学 (東北大PPARC)、小山幸伸 (京大地磁気)、阿部修司 (九大ICSWSE)、梅村宜生 (名大STE研)、上野悟 (京大天文台)、IUGONETプロジェクトチーム
セッション2 外部協力機関からの活動報告 座長: 八木学(東北大PPARC)
14:00-14:20 国立天文台太陽観測所太陽活動データベース、メタデータ整備状況 森田諭、花岡庸一郎、桜井 隆(国立天文台)、荒井武彦(宇宙研)
14:20-14:40 磁気嵐、si&sscの頻度分布と緯度依存性について 源泰拓(柿岡地磁気観測所)
14:40-15:00 データアーカイブ化に対するデータ提供側の悩み 篠原育(宇宙研)
15:00-15:10 休憩
セッション3 Data Citation/Data Publication 座長: 阿部修司(九大ICSWSE)
15:10-15:30 Recent activity of DOI-minting to database by WDCs in Japan 能勢正仁、小山幸伸、家森俊彦(京大地磁気)、村山泰啓、木下武也、渡邉堯、石井守、山本和憲、加藤久雄(NICT)、門倉昭(極地研)、篠原育(宇宙研)
15:30-15:50 オープンサイエンス、データ中心科学とIUGONET 小山幸伸(京大地磁気)
15:50-16:10 SCOSTEP-WDS合同ワークショップGlobal Data Activities for the Study of Solar-Terrestrial Variability におけるIUGONETの活用 渡邉堯(NICT)
16:10-16:30 宇宙科学連携拠点ERGサイエンスセンター:衛星-地上-モデリングの統合データサイエンスに向けて 三好由純、関華奈子、堀智昭、宮下幸長、桂華邦裕、小路真史、瀬川朋紀(名大)、篠原育(宇宙研)、田中良昌(極地研)、ERGサイエンスセンタープロジェクトチーム
16:30-16:50 ISS-IMAPと地上観測との連携とその成果 齊藤昭則(京都大・理)、IMAPワーキンググループ
1日目終了
18:30-20:30 懇親会@理学部北部生協2F
2月20日(金)
セッション4 観測データベースと太陽地球科学の学際研究① 座長: 小山幸伸(京大地磁気)
09:30-09:50 IUGONETデータ解析システムを用いた太陽地球結合系変動研究 新堀淳樹(京大生存研)、小山幸伸、能勢正仁(京大地磁気)、田中良昌(極地研)、堀智昭、大塚雄一、谷田貝亜紀代(名大STE研)、IUGONETメンバー
09:50-10:10 太陽全面彩層画像データを用いた太陽活動長期変動調査 -データアーカイブ整備と紫外線長期変動再現の試み- 上野悟、渡邉晧子(京都大学)、北井礼三郎(仏教大学)、浅井歩、磯部洋明(京大宇宙ユニット)、新堀淳樹(京大生存研)、野津翔太、野津湧太、萩野正興、坂上峻仁、河瀬哲弥(京都大学)、塩田大幸、柴山拓也(名大STE研)、森田諭(国立天文台)
10:10-10:30 我が国のオープンサイエンス動向とデータ共有の今後について 村山泰啓(NICT)
10:30-10:50 休憩
セッション5 観測データベースと太陽地球科学の学際研究② 座長: 田中良昌(極地研)
10:50-11:10 EISCATおよびEISCAT_3Dレーダーで拓く極域大気・ジオスペース研究 宮岡宏(極地研)、野澤悟徳(名大STE研)、小川泰信(極地研)、大山伸一郎(名大STE研)、藤井良一(名大)、中村卓司(極地研)、Craig Heinselman (EISCAT科学協会)
11:10-11:30 トロムソにおけるナトリウムライダーを中心に用いた極域中間圏・下部熱圏変動の研究 野澤悟徳(名大STE研)、川原琢也(信州大学)、斎藤徳人(理研)、川端哲也(名大)、津田卓雄(電通大)、高橋透(名大)、和田智之(理研)、藤原均(成蹊大学)、堤雅基(極地研)、小川泰信(極地研)、鈴木臣、安里早稀、滝田真太郎、日比野辰哉(名大)
11:30-11:50 ポーカーフラット及びトロムソMFレーダーで観測された中間圏重力波と潮汐を含む背景場とのカップリングについて 木下武也、村山泰啓、川村誠治(NICT)、野澤悟徳(名大STE研)、Chris Hall(The Arctic University of Norway)
11:50-12:10 NICTサイエンスクラウド報告 村田健史(NICT)
11:50-13:00 昼休み
セッション6 観測データベースと太陽地球科学の学際研究③ 座長: 阿部修司(九大ICSWSE)
13:00-13:20 名大STE研の大気圏・電磁気圏の地上観測とそのデータベース化の現状 塩川和夫、大塚雄一、松見豊、中山智喜、水野亮、長浜智生(名大STE研)
13:20-13:40 太陽地球環境データと身体活動データの時系列解析 家森俊彦(京大地磁気)
13:40-14:00 インドネシアにおけるGPS電離圏シンチレーションの連続観測 大塚雄一、塩川和夫(名大STE研)、小川忠彦(NICT)、Effendy(LAPAN)
14:00-14:20 稚内VHFレーダーで観測された夏季中間圏エコーの長期出現特性 小川忠彦(NICT)、鈴木秀彦(明治大)、川村誠治、村山泰啓(NICT)
14:20-14:40 WEKOを利用したあけぼのVLF観測データ公開システムの開発 馬渕嵩大、笠原禎也、高田良宏、松平拓也、後藤由貴、松田昇也(金沢大)
14:40-15:00 Cross-Cutting Comparisons (C3) 今井弘二、DARTSチーム(宇宙研)
15:00-15:20 休憩
セッション7 観測データベースと太陽地球科学の学際研究④ 座長: 上野悟(京大天文台)・新堀淳樹(京大生存研)
15:20-15:40 地磁気急始変化(SC)の振幅と太陽風動圧変化の関係の考察 荒木徹(京大)
15:40-16:00 グローバル地磁気観測によるサブストーム電流系の研究察 菊池崇(名大STE研)、橋本久美子
16:00-16:20 昼間側Pi2地磁気脈動の電離圏等価電流分布 今城峻、 吉川顕正、 魚住禎司(九大)、 大谷晋一(ジョンホプキンス大学APL) 、中溝葵(NICT)、 湯元清文(九大)
16:20-16:40 TDAS/UDASを用いた脈動オーロラの研究 佐藤夏雄(極地研)
16:40-17:00 電離層電気伝導度とChapman理論 家田章正(名大STE研)
17:00-17:05 閉会あいさつ 中村卓司(極地研)
17:05 2日目終了


研究集会世話人

新堀淳樹(京都大学生存圏研究所)
田中良昌(国立極地研究所)
小山幸伸(京都大学大学院理学研究科地磁気センター)
家森俊彦(京都大学大学院理学研究科地磁気センター)
塩川和夫(名古屋大学太陽地球環境研究所)
津田敏隆(京都大学生存圏研究所)

問い合わせ先

iugonet-workshop-loc_at_iugonet.org
("_at_"は"@"に置き換えて下さい。)